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コラム:スペシャルワン、モウリーニョが結果を出し続ける訳 part1 [コラム]

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 バイエルンの戦術を書いている途中ですが、今日はスペシャルワン、オンリーワンであるモウリーニョと、彼が率いるチェルシーについて書きます。

 ちなみに、プレミアリーグはチェルシーとストークの試合は観るようにしています。

 モウリーニョの哲学を考えると、必ず「結果至上主義」そして、「守備的」というイメージがついてまわる。だが、今季のチェルシーを見れば、それが間違いだと分かるだろう。
 相手によって攻撃的にも守備的にもなる。その柔軟性こそが彼の真骨頂である。

 今季、絶好調のチェルシーは首位を直走っている。前節のニューカッスル戦で惜しくも無敗記録は止まってしまったが、優勝候補として最有力であり、近年で一番の出来であろう。
  
 昨季はモウリーニョ自身がまだまだのチームと自覚していながら優勝争いを演じて3位、CLでもベスト4まで進出している。そこに、ジエゴコスタとセスクが加入した。そして、今シーズン第1節から彼ら二人のポテンシャルが最大限に活かされている。(15節現在コスタ11ゴール)

 チェルシー優勝の根拠は好調なチーム状況はもちろんながら、もう一つある。それはモウリーニョの2年目だからだ。
 始まりはポルトの監督に就任した時だった。モウリーニョは「来季このクラブを優勝させてみせる」と宣言した。
 
 当時のポルトは不振にあえいでいた。2002年1月に就任したモウリーニョは最終的に3位まで上昇させるのだが,就任時点でのチームは中位に沈んでいた。不調のチームに就任したばかりの男が来季の話をするのもおかしなことだが、優勝と言ったことで「ほら吹き」と批判を浴びた。
 
しかし、2年目のシーズンは予言通りリーグチャンピオンとなり、カップ戦を制し、UEFAカップまで優勝してしまうのだ。「ジョゼ•モウリーニョ」の名が世界に知れ渡ったシーズンだった。
 ただ、ポルト就任がシーズン半ばであることを考えれば、翌年の03−04シーズンが本格的な2年目とも言える。このシーズンもリーグ連覇を成し遂げ、さらにCLまで優勝してしまった。

 また、1度目の就任時のチェルシーでは、最初のシーズンに50年ぶりのリーグ優勝をもたらし、2年目も連覇した。 
 次のインテルでも2年目に国内二冠とCL優勝の三冠を達成する。レアルマドリードでもリーグ優勝したのは2年目だった。

 数多くのタイトルをもたらしたモウリーニョだが、特に2年目は常に最高の成績を出している。当然、今季のプレミア優勝の期待は大きく、CL優勝もあるかもしれないと思えてくる。



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